キャッシュレス化が進みどんどん使える場所が増えているクレジットカード。
上級者になればなるほど用途によって使い分けているのをご存知でしょうか?
実はクレジットカードにも、それぞれ得意・不得意な分野があるのです。
本日は、クレジットカードの平均保有枚数から考えるその「使い分け」に関して解説していきます。
▼クレジットカードの3枚持ちについて動画でも解説しています♪
この記事の目次
クレジットカードは何枚持ちがいい?
「みなさんはクレジットカードを何枚持っていますか?」
1枚ですか?2枚ですか?ひょっとしたら10枚くらい持っている人もいるかもしれませんね。
では世間の人は平均でどれくらいの枚数を持っているのでしょうか。
クレジットカードの平均枚数は約3枚
クレジットカード保有率は84%、保有者一人あたりの平均保有枚数は3.2枚となりました。
平均で約3枚という数字を見て、「多い」と思われた方も「少ない」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
この「3」という枚数は、私たちがクレジットカードに求めるサービスを考える時、大変理にかなった枚数だと言えます。
1枚持ちの場合を考える
理想を言えば、クレジットカードは1枚のみ持つ方がいいです。
管理が楽で、支払いの時にどのカードを使うか考えなくても良く、何もかもを1枚でまかなうことができれば、こんなに便利な事はありません。
しかし残念ながら、そういった理想を実現するのは現実的には大変難しいです。
デメリット1 そもそも、そのようなクレジットカードが存在しない
カード会社は大変厳しい顧客獲得競争を強いられています。
各社ともそれぞれの特色を打ち出すため、得意分野やさまざまな特典をつけ他社との差別化を図ろうとしています。
VISAやMastercardであれば、世界中で使える幅広い決済網が特徴です。
JCBはエンタメ系、アメックスは旅行関係の特典が多く、ダイナースであれば老舗のブランド力とレストランの特典が充実しています。
このように各社が他社より優れた点を増やせば増やすほど、長所短所がしっかり出てきて万能に近いカードが減ります。
1枚ですべての希望を叶えてくれるカードはそう見つからないでしょう。
デメリット2 年会費は高く、審査は厳しくなる
「ポイントの還元率が高く、海外旅行保険も手厚くしたい、特典も多いものがいい」となると、年会費が高額なカードを選ぶことになります。
このように1枚ですべての希望を満たそうとすると年会費は高額になりがちです。
たとえば、アメックスのプラチナは非常に完璧なカードですが、年会費は130,000円(税別)と大変高額です。
ケロンくん
利用目的から考えると3枚持ちがオススメ!
さて、みなさんがクレジットカードを利用する理由は何でしょうか?
先ほどご紹介したJCBの調査によると、以下のような答えが出ています。
1番多く使うクレジットカードを利用する理由は、TOPが「ポイントやマイルが貯めやすいから(51.4%)」
このことから、クレジットカードを所有する場合
-
- メインカード:オーソドックスで万能型。ポイントの還元率は高く決済網も広い
- サブカード:メインカードではカバーできない特徴のある特典がある
- 特別な特典目的のカード:基本的には利用しないが、持っているだけで特典が利用出来るカード
の3枚に分けるのがもっとも合理的であることがわかりますね。
3枚持ちの基本は年会費無料
クレジットカードを3枚に分け、それぞれの特徴を補い合う組み合わせでカードを利用します。
1枚持ちと比べると管理は大変になる分、年会費無料のものですべて揃えます。
実際に使ってみると、あまりの便利さとコスパの高さにビックリしますよ!
ツクレカオススメの3枚持ち。その組み合わせはズバリこれ!!
さきほどの条件に合ったクレジットカードを選ぶにあたり、あらゆるカードを多角的に検討しました。
結果、「ツクレカ」編集部が皆さんにオススメできるの組み合わせはズバリこの3枚となりました。
メインカードは「楽天カード」
CMでもおなじみの楽天カード。
もちろん年会費は無料です。
カード名 | 楽天カード |
---|---|
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 500円(税別) |
還元率 | 1%~ |
ポイント付与対象の 電子マネー | 楽天Edy(還元率0.5%) |
国際ブランド | VISA、 Mastercard、 JCB、アメックス |
非常にオーソドックスなカードで、日常生活のどの店舗で利用してもポイント還元率は1%(100円のカード利用で1ポイント)です。
ポイントは「楽天スーパーポイント」として貯まります。
年会費は家族会員も含め永年無料にもかかわらず還元率は1%~と高還元率なのが魅力。
楽天スーパーポイントは大変貯まりやすいポイントなので、メインカードとして利用するにはこれ以上ないほどピッタリの1枚です。
楽天での買い物で還元率が大幅アップ!!
楽天市場で楽天カードを利用すると、還元率は3%に跳ね上がります。
楽天市場のスマホアプリで決済すると更に0.5%アップ。
楽天カードの引き落としを楽天銀行にすると更に1%アップ。
これだけで還元率は合計4.5%になります。
ポイントの有効期限は実質無期限
楽天スーパーポイントの有効期限は最後にポイントを貯めた月を含めた1年間。
年に1度でも利用すれば有効期限は実質無期限です。
国際ブランドは絶対にMastercardを選んでください!!
楽天カードはVISA、Mastercard、JCB、アメックスの4種類の国際ブランドを選ぶことができます。
今回の組み合わせでは、絶対に「Mastercard」を選んでください。
今回オススメする3枚のカードのうち、楽天カード以外はJCBとVISA以外を選ぶことができません。
楽天カードのデメリット
- ETCカードの年会費500円(税別)
バランスよく万能型の楽天カードにもいくつかのデメリットがあります。
大きなデメリットとしては上記の点が挙げられます。
しかし、上記のデメリットは次にご紹介する「JCB CARD W」なら補うことができます!
▼「楽天カード」について詳しくはこちら
楽天カードの全てを解説!圧倒的人気No. 1でおいて損はない!券種・ポイント・特典・審査・投信・楽天payの徹底まとめ・楽天カードマンの正体は?【2020年最新版】
楽天カードの申し込みは、こちらから。
サブカードは「JCB CARD W」
サブカードとしてオススメなのが、「JCB CARD W」です。
カード名 | JCB CARD W |
---|---|
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1%~ |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | QUICPay、Apple Pay |
国際ブランド | JCB |
楽天カードと同様年会費は無料で、こちらはETCカードも無料となります。
ポイント還元率も常に1%以上で、年会費無料のクレジットカードとしては高還元率です。
特約店を上手に使おう!
あくまでメインの決済は楽天カードにまとめましょう。
このカードはポイント還元率が良くなる利用先(特約店)のみでの利用がオススメ。
ジャンル | 店名 | ポイント倍率 |
---|---|---|
ショッピング | セブン-イレブン | 3倍 |
AOKI | 5倍 | |
高島屋 | 3倍 | |
小田急百貨店 | 3倍 | |
カフェ | スターバックスカード | 10倍 |
ネット通販 | Amazon.co.jp | 3倍 |
ガソリンスタンド | 昭和シェル石油 | 2倍 |
レストラン | 一休.comレストラン | 3倍 |
トラベル | JCBトラベル | 最大10倍 |
エンタメ | ローチケHMV | 7倍 |
ケロンくん
▼「スターバックス」での利用について
【スタバ・ドトール・タリーズ】カフェ(喫茶店)で可能な支払い方法について解説!クレジットカード・プリペイドカード・電子マネーが断然お得!
JCB CARD Wのデメリット
- 国際ブランドがJCBしか選ぶことができない
このカードのデメリットは国際ブランドです。
幅広い決済網を誇るVISAやMastercardと比べると、世界中どこでも利用できるというわけにはいきません。
これに関しては、メインカードである楽天カードの国際ブランドをMastercardにしておけば補うことができます。
▼「JCB CARD W」について詳しくはこちら
JCB CARD Wの申し込みは、こちらから。

海外旅行傷害保険は「エポスカード」
エポスカードは丸井が発行している年会費永年無料のクレジットカードです。
残念ながら、ポイント還元率は0.5%と低いため、通常の決済で使うことはオススメしません。
しかし、エポスカードには「海外旅行傷害保険」が自動付帯されているというメリットがあります。
カード名 | エポスカード |
---|---|
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 家族カードはなし(存在しません) |
ETCカード年会費 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA |
海外旅行傷害保険が自動付帯
エポスカードの最大の魅力は、「海外旅行傷害保険」が自動付帯されている点です。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
これらの保障が自動付帯されています。
エポスカードのデメリット
- ポイント還元率が低い
エポスカードは海外旅行保険やメインカードが使えない場合のバックアップカードとして考えましょう。
メインで使う楽天カードはMastercardですから世界中の多くの場所で使えますが、ごくまれにVISAしか使えない場合があります。
こういった場合のバックアップカードとして、エポスカードを用意しておけば怖いものなしです。
▼「エポスカード」について詳しくはこちら
エポスカード徹底解説!カラオケ・レストラン・旅行での優待特典・分割払い・手数料・支払日・締め日・tsumiki証券までこれを見れば丸わかり!【2020年最新版】
エポスカードの申し込みは、こちらから。
クレジットカードを複数枚持つ場合に気をつけること
クレジットカードを3枚持ちにする場合、気を付けなければならない事がいくつかあります。
1,使い過ぎには要注意!
年会費無料のカードのため1枚の利用限度額は低く設定されますが、3枚あれば3倍の金額まで利用することができます。
つい使い過ぎてしまわないように注意することが大切です。
2,キャッシング枠はとりあえず3枚ともゼロで
使い過ぎに気をつけるためにも、とりあえず3枚ともキャッシング枠はゼロで設定しておくことをオススメします。
こうすれば多重債務を抱えるリスクを減らせます。
3,紛失・盗難には気をつける
メインカード以外は普段使うことが少ないため、ついつい机の奥にしまいがちです。
そうなると紛失や盗難に遭っていても気が付くのが遅れてしまいます。
使わなくても常に目の届く場所で管理しておきましょう。
4,短期間で3枚の申し込みを行わない
クレジットカードを一気に3枚申し込むと、与信状況に関係なく断られる場合があります。
カードの申し込みは1ヶ月に1枚程度にしておきましょう。
最後に
クレジットカードを3枚持ちにすると、高い還元率やさまざまな割引特典を楽しむ事ができます。
ただしそれには、しっかりとした管理が必要です。
使い過ぎには気を付けつつ、上手に使い分けてくださいね!!
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