海外旅行の必須アイテムと言えば「パスポート」。
最近はパスポートに加え「クレジットカード」も必携と言われるようになりました。
しかし、最新のトレンドはここに「現地の電子マネー」が入ってきます。
この記事では、なぜ現地の電子マネーが必要なのか、どのように使えばいいのか、について解説していきます。
ケロンくん
▼この記事は動画でも解説しています♪
この記事の目次
キャッシュレス事情
日本では「現金払いが好きな国民性」+「現金払いに優しい社会」この2つが重なり、キャッシュレス化が遅れています。
▼日本のキャッシュレス化が遅れている理由
- 治安の良さ(盗難が少ない)
- 現金への信頼性の高さ(偽札が少ない)
- 現金の入手が簡単(ATMの普及率の高さ)
このような背景があり、2016年時点でもキャッシュレス決済は20%程度しか行われていません。
たしかに、日本国内での買い物なら治安がいいこともあり大金を持ち歩いても大丈夫でしょう。
しかし、海外ではどうでしょうか。
日本ほど治安はよくないですし、おつりに偽札を渡される危険性もあります。
そのため、海外旅行では何かしらキャッシュレス決済ができる手段を用意しておくことをオススメします!
どうしてクレジットカードの他に現地の電子マネーが必要なの?
「キャッシュレスで支払うだけならクレジットカードがあればいいよね?」
「なんで現地の電子マネーが必要なの?」
このように考える人も多いでしょう。
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実際、キャッシュレス化が進んでいる国ではクレジットカードがあれば問題ありません。
しかし、海外でのクレジットカードの利用は気を付けなければいけない点がいくつかあります。
海外でクレジットカードを使う時に気を付けたいこと
紛失・盗難
これに関しては、現金でも同様の危険性がありますが、カードの場合は設定している利用枠によっては被害が高額になる可能性があります。
高額な利用枠がついているカードをもっている方は、気を引き締めてカードをの管理をしましょう。
スキミング
「スキミング」とはカードの挿入口にスキマーと呼ばれる機械を取り付けてカード情報を読み取る犯罪。
スキミングを見破るのは非常に困難で、現状では「利用場所に注意する」くらいしか対応策がありません。
なぜかレジでの処理ではなく、店内の奥に持っていかれて処理された場合などは要注意です。
海外旅行中の小さな商店や飲食店では「怪しいな」と思うこともあるでしょう。
怪しいなと感じた店ではクレジットカードを使わないことがスキミングから身を守るコツです。
安全のためにクレジットカードと現地の電子マネーを組み合わせよう!
「人混みに行くため盗難の危険性がある」
「信用性の乏しいお店で決済しないといけない」
このようにクレジットカードの利用が適さないシーンがあります。
そんなときにオススメなのが「現地の電子マネー」です。
電子マネーは基本的に「プリペイド方式(前払い制)」です。
そのため、万が一犯罪にあってしまった場合も事前にチャージした金額のみが被害額になります。
ケロンくん
使い分けについて
▼電子マネーを使った方がいいとき
- 繁華街や治安面に不安がある場所に行くとき
- 信用性の乏しい店で決済をするとき
- 小銭が大量に出そうなとき(小銭の日本円への再両替はほぼできません)
▼クレジットカードを使った方がいいとき
- 高額な買い物をするとき
- ホテル・免税店など信頼性の高い店舗で決済するとき
クレジットカードを使った方がいい場合ももちろんあります。
ポイントはクレジットカードと現地の電子マネーを使い分ける、というところです。
クレジットカードを安心して使えるシーンではクレジットカード決済をすることがオススメです。
海外旅行にオススメなクレジットカード
上記のように、シーンによっては、クレジットカードを使った方がいい場合もあります。
海外旅行に適したクレジットカードを持っていきましょう。
クレジットカードには海外旅行保険がついたカードがあるので、旅行には保険付きのカードをもっていくことがオススメです。
エポスカード
クレジットカードには海外旅行時の保険が付帯しているケースがありますが、ほとんどが「利用付帯」です。
しかし、VISAエポスカードであれば、持っているだけで最高500万円の海外旅行傷害保険をもらい受けることが可能です。
「海外旅行保険に何も入っていない」という場合は、海外旅行へ行く前にエポスカードの入会を考えてみてはいかがでしょうか?
エポスカードの申し込みは、こちらから。
楽天カード
日本国内で所有者数No.1を誇る楽天カードには、選べる国際ブランドが豊富というメリットがあります。
加盟店の多い「VISA」や「Master Card」ブランドを選べる楽天カードは海外旅行の強い味方になるでしょう。
「とりあえずクレジットカードを1枚持つなら楽天カード!」といえるほど人気のクレジットカードになっています。
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ライフカード(学生専用)
学生専用のライフカードであれば、海外で利用した額の5%がキャッシュバックされます。
これは言い換えれば、ポイント還元率が5%であることと変わりません。
年会費無料のクレジットカードはポイント還元率が0.5%程度で、1%もあれば高還元率だとされています。ライフカード(学生専用)がどれだけ優秀なスペックかがわかりますね。
ライフカードの申し込みは、こちらから。

▼年会費無料なのに海外旅行保険がついてくるカード!
高校生はどうすればいいの?
最近は、修学旅行や留学で高校生も海外に行く機会が増えています。
原則としてクレジットカードをもつことができない高校生はいったいどうすればいいのでしょうか。
下記記事に高校生が海外に持っていけるカード等を紹介していますので、ぜひお読みください。
▼高校生が海外に行くならこのカード!
旅行先(韓国・台湾)の電子マネーの紹介
ここからは、クレジットカードと組み合わせるべき現地の電子マネーについて紹介します。
今回は日本人に人気の観光地「韓国」と「台湾」について特集しました。
韓国の場合
韓国はキャッシュレス先進国です。
キャッシュレス決済比率は89.1%とほぼ90%に達し、イギリス(54.9%)やアメリカ(54.0%)といった欧米諸国と比べても非常に高い数値です。
参考:経済産業省「キャッシュレス・ビジョン」2018年4月
そのため、韓国国民だけでなく、旅行者も気軽に使える電子マネーが充実しています。
韓国旅行中はT-money
「T-money」はソウルの交通系電子マネーで、日本のSuicaやICOCAと似たようなものです。
ソウルへは仁川空港(インチョン)か金浦空港(キンポ)に降り立つことがほとんどかと思います。
T-moneyは仁川・金浦どちらの空港でも購入することができ、市内に出る際の地下鉄代から使うことができますよ。
市内に出てから、コンビニ(GS25など)で買うこともできます。
チャージも日本語訳付きの機械でできるため簡単です。
T-moneyの使い方
▼T-moneyの使い方
- STEP.1T-moneyカードの購入(空港・地下鉄・コンビニなど)
- STEP.2T-moneyのチャージ(駅構内・コンビニなど)
- STEP.3支払い時はSuicaのように端末や改札にタッチするだけ
このように日本の電子マネーと同じように使用することができます。
小銭がでないため、レジでお釣りがあっているか不安になることもありません。
韓国語が喋れなくてもレジでカードを見せれば、意思が伝わるので簡単に買い物ができますよ。
帰国時も手数料が約50円ほどかかりますが、コンビニや駅で払い戻すこともできます。
T-moneyのオススメの使い方
1番のオススメの使い方は、「地下鉄」での利用です。
現金で乗車するより約10円ほど安く乗ることができます。
観光ではあまり利用しないかもしれませんが、バスでも同じように10円程度安くなりますよ。
韓国の交通費は安いため2万ウォンでもなかなか減らないと思いますよ。
台湾の場合
台湾でもキャッシュレス化は進んでいます。
最近では、台湾名物の「夜市」でもなんとキャッシュレスで決済できるようになりました。
夜市は単価が安く小銭が大量に出やすいため、キャッシュレスが進むことはとても嬉しいですね。
台湾旅行中は悠遊カード
台湾には電子マネーがたくさんありますが、観光客にオススメなんのは「悠遊カード」です。
悠遊カードも到着した桃園空港や地下鉄などで簡単に購入することができます。
桃園空港から市内へのアクセスはずっとバスやタクシーなどの陸路がメインでした。
しかし、2017年についに桃園空港MRTが完成し台北市内まで40分程度で出れるようになりました。
MRTに乗る前に窓口で悠遊カードをGETしておきましょう。
悠遊カードの使い方
▼悠遊カードの使い方
- STEP.1悠遊カードの購入(空港・地下鉄・コンビニなど)
- STEP.2悠遊カードのチャージ(駅構内・コンビニなど)
- STEP.3支払い時はSuicaのように端末や改札にタッチするだけ
こちらも日本のSuicaや韓国のT-moneyと同じように簡単に使うことができます。
払い戻しも可能で約80円ほどの手数料を払えば、駅の窓口などで払い戻しも受けられます。
※条件によっては手数料不要。
改札を通るとき、もしも残高が足りなくても改札を出してくれ、次回のチャージで清算するというシステムなので非常に便利です。
悠遊カードのオススメの使い方
悠遊カードがあるとMRT区間を2割引きで乗ることができます。
区間に対しても割引なので、遠くに行けば行くほど割引額が大きくなってお得です。
また悠遊カードは、街中での利便性も大変高いです。
ワトソンズ(ドラッグストア)やミスタードーナツなどでも使えますので、チャージした金額を使いきりたいときも困りませんよ。
まとめ
海外旅行に行くなら最近のオススメは「クレジットカード+現地電子マネー」のカード2枚持ちです。
利用シーンごとに2枚を使い分けて、海外でも安全・便利にキャッシュレス決済を行いましょう。
即日発行可能。海外旅行保険もついて年会費無料!マルイだけでなく、いろいろなお店1万店舗以上で割引や優待特典が受けられるお得なカードです。
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