マスターカードファンにとってはデビットカードもマスターカードで作りたいところですね。
デビットカードをリサーチするとマスターカードの最大のライバルである「VISA」ブランドが目立ちます。
デビットマスタカードはどんなカードがあるのか?これについて見ていきましょう。
この記事の目次
デビットマスターカードは今まで国内になかった!
実は、今まで長らくデビットマスターカードは国内には存在しませんでした。
昔は東京スター銀行からデビットマスターカードがリリースされていましたが、すでにこのデビットマスターカードは終了しています。
「他社のどこかで一枚はあるだろう?」とマスターカードファンなら思うわけですが、不思議なことに1社もありませんでした。
マスターカードブランドのカードはたくさんありますが、長らく「デビットカード」はほぼ存在しない状況だったのです。
※読者様のご指摘で一部内容を再調査および修正致しました。
ついにマスタカードブランドのデビットカードが登場!
ついに2019年4月1日に住信SBIネット銀行より「ミライノ デビット(Mastercard)」が登場します!
ずっとマスターカードブランドのデビットカードがなかったので、登場を喜んでいる方も多いかと思います。
一般カードの場合、1,000円ごとに8ポイント(スマプロポイン)が付与される還元率0.8%のカードです。
年会費10,000円(税別)の「ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)」を申し込むと、デビットカードでありながらプラチナカードクラスの特典を受けることができます。
▼プラチナクラスがあるのは、タカシマヤのデビットカードに似ていますね
プリペイドカードはある!
マスターカードにはプリペイドカードがあります。
デビットカードが銀行口座から即時引き落としなのに対し、プリペイドカードは事前入金型です。
2枚ともクレジットカードと異なり、使える金額が決まっている点が似ていますね。
しかし、両者はまったくの別物です。
デビットカードの特徴
デビットカードの仕組みはこのような感じです。
以下で、詳しくデビットカードのメリットについて解説していきますね。
デビットカードとクレジットカードの違いは以下の通り
クレジットカード | デビットカード | |
支払い | 後日に銀行口座から引き落とし | 即時に銀行口座から引き落とし |
支払い方法 | 一括・分割・リボなどがある | 一括のみ |
審査 | 審査あり | 審査なし |
利用限度額 | 利用者によって異なる | 口座に入っている金額 |
デビットカードは決済されたら、即銀行口座からお金が引き落とされるという仕組みです。
銀行口座に入っているお金が自由に使えるカードと言えばわかりやすいでしょうか。
限度額が口座に入っている金額までなので、審査なく発行できる、さらにポイント還元もあるというのが、デビットカードを使うメリットですね。
デビットマスタカードの代わりは?
現状としてデビットマスターカードがないため、その代わりとなるカードを選ぶ必要があります。
ここで主な選択肢3つをご紹介します。
デビットマスタカードを求めている人は「デビットカードを作りたい人」か「マスタカードブランドのカードを持ちたい人」でしょう。
そんな方にオススメな選択肢を3つ紹介します。
1,他社ブランドのデビットカード
デビットマスタカードがなくてもデビットカードが作れたらそれでいいというなら、いろいろなデビットカードを選べます。
2018年7月から事業をスタートさせたGMOあおぞらネット銀行。
そんなGMOあおぞらネット銀行では、キャッシュカードと一体になったデビットカードを年会費無料で作成可能。
不正利用補償や最大1.5%(通常0.6%)のポイント還元など、嬉しい特典も多数付帯していますよ。
VISAブランドのデビットカードを選んでおけば、海外でも困りませんよ。
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは0.6%~1.5%の高還元率でキャッシュバックしてくれるのでとてもお得!セキュリティも万全。(未成年も15歳以上であればOK)

2,マスタカードのクレジットカード
絶対にマスターカードブランドがいいなら、マスターカードブランドのクレジットカードがオススメです。
デビットカードではなくクレジットカードを作る場合は、マスタカードブランドのクレジットカードは選択肢がかなり多いです。
▼マスターカードブランドを選べるクレジットカード(一例)
- 楽天カード
- イオンカード
- セゾンカード
など、有名どころの会社でマスタカードを作ることができます。
しかも、年会費が無料のマスタカードも相当な数があるため、デビットカードと同じように維持費をかけずに所持することは十分に可能です。
とくに「楽天カード」は使い勝手もよく、メインカードにしている人も多いですよ。
楽天カードの全てを解説!圧倒的人気No. 1でおいて損はない!券種・ポイント・特典・審査・投信・楽天payの徹底まとめ・楽天カードマンの正体は?【2019年最新版】
楽天カードの申し込みは、こちらから。
3,マスタカードのプリペイドカード
クレジットカードは気が重い、そんな人はマスタカードのプリペイドカードを検討しておきましょう。
プリペイドカードはデビットカードのように気軽に使えることが魅力です。
オートチャージを除けば、自分でお金をチャージして残高を調整することができます。
これによってカードを必要以上に使いすぎることもありません。
また、プリペイドカードもクレジットカードのようにポイントプログラムが搭載されているカードがあるので、カードをたくさん使ってポイントをガンガン貯めることもできます。
どうして今までデビットマスターカードがなかったの?
2大ブランドである「VISA」と「マスタカード」。
VISAは多くのデビットカードがリリースされているのにどうしてマスタカードはデビットカードがなかったのか?
これかなり不思議な状況でした。
その理由について考察してみましょう。
理由1:デビットカードをリリースするメリットがない
もっとも考えられる理由が「マスタカードのデビットカードをリリースするメリットがない」これに尽きると思います。
カードはいろいろ種類がありますが、キャッシュカードを除いてもっとも需要が高いのは間違いなくクレジットカードです。
基本的にクレジットカードはデビットカードよりも還元率や付帯する特典内容がいいです。
特別な事情(クレジットカードが作れないなど)がない限りは、デビットカードをもつメリットはそこまでありません。
理由2:すでにライバル会社であるVISAのデビットカードがたくさんある
すでに2強の一角である「VISA」は多くのデビットカードをリリースしています。
今からデビットマスターカードをリリースしても顧客争奪戦でVISAに勝てる見込みが低いことも理由の1つかもしれません。
よって、これらの事情からデビットマスターカードのリリースが遅れたのだと考えられます。
デビットマスターカードのメリット
2019年春にようやくデビットマスターカードがリリースされます。
「デビットマスターカードをもつメリット」とは、一体何でしょうか?
実は、そのメリットは海外のマスターカード加盟店においてデビットカードを使えることぐらいです。
現存する他社のデビットカードの内容から推測すると、今後もクレジットカード並みの特典が用意されることはほぼないと考えられます。
VISAもマスターカードも日常使いなら大差はない
それぞれの国際ブランドの世界でのシェア数は、具体的にどのくらいなのでしょうか?
▼デビットカードとクレジットカードを合計した国際ブランドのシェア数
-
1位 VISA 55.52%
2位 MasterCard 26.27%
3位 中国銀聯 12.79%
4位 アメリカン・エキスプレス 3.21%
5位 JCB 1.23%
6位 ダイナースクラブ/DISCOVER 0.98%
このように、国際ブランドの世界シェアはVISAが半分以上を占めており、VISAとMasterCardを合わせると8割を超えるシェア率になります。
しかし、日常生活+観光地への海外旅行程度ならその差を感じることはほとんどありません。
【JCB,VISA,MasterCard】国際ブランドはどれがいい?国内シェアは?海外旅行に行くなら?国際クレジットカードとは?
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