ダイナースグローバルマイレージとは、ダイナースクラブのリワードポイントをマイルに移行するためのプログラムです。
日頃のショッピングで貯めたポイントをマイルに移行したいという方は加入しておきましょう。
グローバルマイレージは年会費6,000円が必要ですが、手数料なしで1,000ポイント=1,000マイルで移行できるため、使い方によってはコスパが良いです。
ダイナースグローバルマイレージとは?
(出典:https://www.diners.co.jp/ja/)
ダイナースクラブのポイントプログラムは「リワードポイント」となっており、カードを使うことで100円=1ポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは様々な商品へ使うことができますが、マイルへ移行することもできます。
マイルへ移行するために必要なのが「ダイナースグローバルマイレージ」です。
これに加入すると1,000ポイントを1,000マイルに移行することができるようになります。
ここが最大の焦点・年会費は6,000円
ダイナースグローバルマイレージに加入すれば、マイルをどんどん貯めることができます。
しかし、ネックとなるのが年会費6,000円です。
正直なところ、少し年会費が高いです。
年会費6,000円の価値があるかどうか?これはマイルの使い方次第となります。
5社のマイレージを選べる
(出典:https://www.diners.co.jp/ja/)
ダイナースグローバルマイレージでポイントをマイルに移行する場合、移行先のマイレージプログラムは5つから選ぶことができます。
2016年12月時点では5社の航空会社が参加しています。
- ANA=ANAマイレージクラブ
- イタリア航空=クラブ・ミッレミリア
- 大韓航空=スカイパス
- デルタ航空=デルタスカイマイル
- ユナイテッド航空=マイレージプラス
2015年10月1日に一部提携会社ポイント移行サービスの終了、2016年2月1日にサービス内容の改定など、ダイナースグローバルマイレージは現在までに色々と改定されています。
現在は上記の5社のマイレージとなっています。
マイル移行は年間の上限が決まっている
(出典:https://www.diners.co.jp/ja/)
ポイントのマイル移行は年間の上限が決まっています。
「ANAマイレージクラブ」へ移行する場合は年間で8万マイルまで、ANA以外の航空会社のマイレージへ移行する場合は10万マイルまでとなっています。
年間移行マイルの集計期間については「ANAマイレージクラブ」は12月21日から翌年の12月20日までの1年間、ANA以外の航空会社は2月1日から翌年の1月31日までの1年間となっています。
マイル移行はおよそ2週間
マイルの移行期間はおよそ2週間となっていますが、航空会社によっては1ヶ月以上かかることもあります。
ANAの場合は5営業日以内、デルタ航空とユナイテッド航空は2週間以内、イタリア航空と大韓航空は2週間から1ヶ月半が目安となっています。
参考までにダイナースクラブ公式HPに記載のある、2016年12月時点でのマイル移行期間の目安を載せておきます。
(出典:https://www.diners.co.jp/ja/)
注意点がいくつかあります
ご家族会員様およびビジネス・アカウントカード会員様はご参加いただけません。ポイントからマイルへの移行の有無に関わらず年間参加料が毎年必要です(ただし、ダイナースクラブ プレミアムカード会員様は無料。また、コーポレートカードはご契約企業様とのお取り決めにより別途年間参加料をご案内しています。 年間参加料は、参加登録日を基準として一年ごとに請求させていただきます。なお、退会のお申し出がない限り毎年自動更新となります。
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ダイナースグローバルマイレージは家族カード会員やビジネスアカウントカード会員は参加不可となっています。
また、「ANA・ダイナースカード」などマイルを貯められるカードについても参加不可となっています。
更新については解約しない限りは自動更新となるため、マイル移行が不要となった場合は年会費が落ちる前に解約しておきましょう。
どのくらいマイルが欲しい?
ダイナースグローバルマイレージに加入すれば、日頃のショッピングで貯めたポイントをマイル移行できるのでマイルを貯めやすくなります。
しかし、年会費が6,000円必要なのでしっかりと考えたいところです。
ポイントをマイル移行できるとフライトする際にマイル移行しておけばお得となります。
ただし、思った以上にマイル移行しない場合は単にコストが掛かるだけとなります。
マイル移行するためにはポイントが必要
(出典:https://www.diners.co.jp/ja/)
ダイナースグローバルマイレージをフル活用してマイルを貯めるなら、これはそもそもポイントをしっかりと貯める必要があります。
ポイントを貯めるためにはそれなりにカードを使う必要があるため、ダイナースグローバルマイレージはカードの利用頻度が多い方向けだと言えます。
カードをあまり使わない方にとってメリットは小さいかも…
カードをさほど使わない場合、基本的にダイナースグローバルマイレージに参加してもマイルが貯まりません。
少ないポイントをマイル移行できるだけでもお得と考えることもできますが、移行手数料が無料とはいえ年会費が6,000円必要です。
マイルを移行するために年間で6,000円の手数料を支払うと考えると高く感じますね。
カードの利用頻度が多いならメリットがある
カードをたくさん使う方はポイントがガンガン貯まります。
そんな方にとってはダイナースグローバルマイレージはメリットが高いです。
コストが6,000円必要でも、大量に貯まったポイントを旅行の際にマイル移行してお得にフライトすることができます。
基本的にダイナースグローバルマイレージはポイントをマイルに移行する量が多いほど、それだけコスパが良くなるサービスです。
フライトが多い方にとってはメリットを感じない
(出典:https://www.diners.co.jp/ja/)
ダイナースグローバルマイレージは飛行機に乗ることが多い方にとってメリットが高いサービスに感じますが、実はそうでもありません。
そもそも、飛行機に乗る回数が多いならダイナースグローバルマイレージに参加せずに
- 「ANA・ダイナースカード」
- 「JAL・ダイナースカード」
を発行する方が確実にマイルをお得に貯めることができます。
マイルをお得に貯められるカードを紹介します!
ダイナースクラブにはマイルをお得に貯められるカードが5枚あります。
国内の航空会社なら
- 「ANA・ダイナースカード」
- 「JAL・ダイナースカード」
アメリカなら
- 「デルタスカイマイル・ダイナースクラブカード」
スターアライランスなら
- 「Mileage Plus・ダイナースクラブカード」
- 「Mileage Plus・ダイナースクラブファースト」
です。
これらのカードを発行しておきますと、フライトのボーナスマイルを獲得できます。
要するにダイナースグローバルマイレージはポイントをマイルに移行するだけのサービスですが、上記の5枚のカードはフライトにおいてもマイルを貯められるので効率が良いというわけです。
年会費が無料なら・・・
ダイナースグローバルマイレージは使い方によっては便利なサービスですが、とにかく年会費6,000円が悩みどころです。
年会費が無料なら自由にポイントをマイルに移行できるので魅力的に感じますが、年会費が割と高く設定されているため使いこなすのが難しいです。
本気でマイルを貯めるという方にとってはマイルを貯められるカードを作っておく方が恩恵が高いですし、一見すると中途半端なサービスといった印象を受ける方もいらっしゃるかもしれません。
年会費分のパフォーマンスを発揮してくれるか
年会費6,000円に対して最高のパフォーマンスを発揮させることができるかどうか?
これによってダイナースグローバルマイレージのメリットは変わってくると言えます。
年間にどのくらいのマイルが欲しいのかを考えて、カードの利用頻度も考慮しながらダイナースグローバルマイレージのコスパを探ってみてください。
まとめ
(出典:https://www.diners.co.jp/ja/)
ダイナースクラブでマイルを貯めるなら「ANA・ダイナースカード」や「JAL・ダイナースカード」など、マイルを貯められるカードがおすすめです。
通常のダイナースクラブカードでガンガンポイントを貯めるという方にとっては、ダイナースグローバルマイレージはメリットを感じやすいサービスとなります。
しかし、そうでない場合は普通にポイントを商品交換しておく方がコスパが良くなるため、じっくりと検討してみてください。
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