クレジットカードの発行枚数が多いのは人口が多い国
クレジットカードの発行枚数が多い国は基本的に人口が多い国となります。
20歳から60歳までの人口が多い国ほど、それだけクレジットカードを作れる人が多くなるため、クレジットカードの発行枚数は自然と増加しやすくなります。
1位・中国・13億6782万人
出典:http://www.suginami-s.net/travelrep/world_data/flag.html
世界で元も人口が多いのは中国です。
中国にはおよそ13億6782万人の人口がいるとされています。世界人口が約74憶万人、その6分の1が中国に集中していることになります。
クレジットカードの人口比率から考えると、世界のクレジットカードの6分の1が中国で発行されているかもしれませんね。
2位・インド・12億5970万人
出典:http://www.suginami-s.net/travelrep/world_data/flag.html
中国の次に人口が多いのはインドです。
インドには12億5970万人がいるとされています。人数だけを見るとあまり中国と大差がないことは意外ではないでしょうか?
3位・アメリカ・3億1905万人
出典:http://www.suginami-s.net/travelrep/world_data/flag.html
世界人口第3位はアメリカです。
アメリカは広大な面積を持っている割に人口が3億1905万人しかいません。ちなみに国の面積は中国とほぼ同じです。
中国の面積は9,596,960km2、アメリカの面積は9,628,000km2です。
アメリカって住宅の敷地が広いイメージがありますが、面積と総人口の関係からすると納得できる部分がありますね。
4位・インドネシア・2億5149万人
出典:http://www.suginami-s.net/travelrep/world_data/flag.html
4位はインドネシアです。
インドネシアはアメリカと同じくらいの人口ですが、クレジットカードの枚数が多いイメージはあまり持てませんね?
インドネシアの1人あたりのGDPは世界119位とされており、3,362ドルです。ちなみにインドの1人あたりのGDPは1,617ドルで世界144位です。
5位・ブラジル・2億0277万人
出典:http://www.suginami-s.net/travelrep/world_data/flag.html
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ケロンくん
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インドネシアに次いで人口が多いのはブラジルです。
ブラジルは2億0277万人とされていますが、アメリカやインドネシアと大きな差がありません。
ブラジルもクレジットカードの発行枚数が多いというイメージは持ちずらい国です。
必ずしも人口とクレカの発行枚数が比例するとは限らない例
基本的には人口が多い国ほどクレジットカードの発行枚数が多くなりますが、そうならないケースも当然ながらあります。
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日本クレジット協会が公開した統計データでは、東京や神奈川など人口が多い都道府県でクレジットカードの契約件数が多いというデータがあります。しかし、クレジットカードの普及率という点では東京や神奈川を抜いて岡山が1位というデータが公表されています。
東京の人口は1364万人、岡山の人口は192万人、圧倒的に東京の方が人口が多いですが、普及率では岡山が勝ったという面白いデータです。
世界の国々においても、このようなケースがありそうですね。
VISA裕福層調査から考えてみよう
VISAは世界の裕福層を対象として、今後の自由範囲の出費について意識調査(情報元はこちら)を実施しています。
その調査では、100の数字を基準として数字が高くなるほど消費額が大きくなり、数字小さくなるほど消費額が小さくなる傾向があるようです。
基本的に裕福層というのはクレジットカードを持っています。お金持ちでクレジットカードを持っていないことは考えにくいですね。
中国・100を基準に143
出典:https://www.smbc-card.com/mem/addcard/ginren.jsp
消費の意識が最も高いのは中国となっています。
これは人口とクレカの発行枚数を考慮しても、中国のクレジットカード発行枚数は多いと思われます。また、中国には「銀聯」があるため、クレジットカードの普及率も高そうです。
インド・100を基準に139
中国の次に消費意識が高いのはインドです。
これも人口ランキングと同じ結果です。ただし、インドは物価が安いとはいえ所得も低いです。全体的にクレジットカードが発行されているというよりは、大学に進学できるエリート組において普及が進んでいるイメージが強いです。
インドの平均年収は約180万円ほど、それに対して中国は約190万円ほどから年々平均年収が伸びており、2015年では約750万円まで急伸びしています。クレジットカードの発行枚数は中国の方が多そうです。
ちなみに平均年収というのはあくまでも平均であり、日本でもお馴染みの「格差」はどの国もあります。そう考えると、クレジットカードの発行枚数というのはいかに裕福層が多く存在しているか?によって変わってくる部分がありそうですね。
インドネシア・100を基準に128
第3位はインドネシアです。ちなみにアメリカが125という数字なので、人口ランキングとほぼ誤差がないことが分かります。
アメリカ・100を基準に125
出典:https://global.americanexpress.com/myca/logon/japa/action?request_type=LogonHandler&Face=ja_JP
第4位はアメリカですが、消費の意識調査ではインドネシアとほぼ同じ数字となっています。
さて、アメリカについてはカードの発行枚数が多いと予想されます。アメリカには
- 「ダイナースクラブ」
- 「アメリカンエキスプレス」
- 「VISA」
- 「Master Card」
の本拠地があります。
日本では「JCB」を使えるお店が多数あり、JCBブランドのクレジットカードもたくさんリリースされています。それと同じようにアメリカでは上記の4ブランドからカードの宣伝が大々的に行われていると思われます。
また、岡山県の例のように人口とカードの発行枚数は必ずしも比例するわけではないため、アメリカのその例の1つかもしれませんね。
ロシア・100を基準に122
第5位はロシアです。ロシアの人口は1億4350万人とされており、面積からするとかなり人口が少ない国です。
ロシアは裕福層の消費意識は高いですが、カードの発行枚数はかなり少ないと予想されます。
ロシアは金融制裁から「ロシア銀行」と「SMP銀行」から発行されている「VISA」と「Master Card」のクレジットカードを使えないようになっています。また、「ダイナースクラブ」や「アメリカンエキスプレス」のカードについても利用が難しいようです。
最近では、アメリカでトランプ大統領が誕生し、彼はロシアに対して友好的なスタンスを匂わしています。ロシアにおけるクレジットカード業界にも変化が起こるでしょうか?
日本・100を基準に96
日本の裕福層に対する意識調査は世界の中でも低い位置となっています。
VISAの意識調査のデータからすると、日本人は将来の消費に対して消極的な傾向があることになります。
金融緩和で円安株高が進行して各企業は資金が潤っていると言われますが、その利益が社員に還元されないことが問題視されていますね。結局、社員の給料が上がらないと消費が増えないので政府は困るわけです。
各企業は利益を上げているのに社員の給料を上げずに貯金します。これを内部留保や社内留保と言いますが、そうした傾向があることからも日本人はお金を使うことに消極的であることは間違いないと思います。
まとめ
クレジットカードを使うためにはお金が必要です。使った金額だけ後から支払いをしなければならないからです。そのため、クレジットカードの発行枚数が多い国はそれなりに経済が豊かでなければなりません。日本以上に格差の激しい国は全体のクレジットカードの発行枚数はどうしても落ちると推測されます。
また、クレジットカードは国際ブランドを除外すると、各国において様々なクレジットカード会社が存在します。各社がどんな審査基準でどんな内容でカードを発行しているのか?これも各国の経済状況に合わせて変化することが推測できるので、各国における経済を背景にもっと掘り下げて調べてみると面白そうですね。
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