クレジットカードには有効期限が存在するため、もし有効期限が切れてしまえばクレジットカードを使うことはできません。
「なぜクレジットカードに有効期限が存在するの?」
「有効期限が切れたクレジットカードはどうやって捨てればいいの?」
今回は、そんなクレジットカードに有効期限がある理由と、期限切れクレジットカードの処分方法についてご紹介します。
この記事の目次
クレジットカードに有効期限がある理由
1,新しい素材と交換するため
クレジットカードの素材は基本的にプラスチックが用いられています。
プラスチックには劣化しやすいというデメリットがあり、時間が経つことで使えなくなってしまう恐れがあるのです。
磁気ストライプの部分やICチップにもひどい傷が入ってしまうと使えなくなってしまう可能性もあります。
よって、耐用年数の観点から定期的な入れ替えが必要だといえます。
2,防犯上の都合
クレジットカードが進化する分、犯罪の方法も進化しています。
元々、クレジットカードは磁気の部分に情報を詰め込んで使えるようにしていました。
しかし、磁気は個人情報を読み取り悪用出来るスキミングという方法が流行したため、「知らないうちにクレジットカードが悪用されていた!」ということも…。
そこで偽造のされにくいICチップを各カード会社が搭載するようになったのです。
常に最新のセキュリティを搭載していても、それに応じて高度な犯罪も起きているため、100%安全だというわけではありません。
そこで有効期限を設け、カードの交換時に最新セキュリティを搭載することで、不正利用のリスクを減らしているのも事実でしょう。
ケロンくん
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3,再審査を実施するため
更新カードを交付する際、クレジットカード会社は会員の信用情報の審査、途上与信を行っています。
なぜそんなに複数回も審査を行うのかというと、「クレジットカード会社は会員へお金を貸しているから」です。
通常は、クレジットカードを使うと会員の代わりにカード会社が加盟店へ料金を支払います。
その後カード会社は立て替えたお金を回収し、リボ払いでは会員から、一括払いでは加盟店側から手数料をもらうことで利益を生み出しているのです。
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つまり、立て替えた分のお金を最終的に回収できなければカード会社側が損をしてしまうシステムになっています。
「本当に信用できるのかどうかを定期的にチェックし、更新の際に問題があれば更新の際に発行を拒否する」といった対応が取れるのも、カード会社にとって1つのメリットだといえるでしょう。
結果が良ければ、カードの利用限度額が増額したというケースもあります。
有効期限は基本5年間
クレジットカードの有効期限は基本5年間といわれていますが、カード会社や時期によって有効期限が異なる場合もあります。
しかし、カード会員の属性によっても変わってくる可能性も。
たとえば、大学生が持つような学生カードは学生向けのクレジットカードなため有効期限が5年に満たないケースが存在します。
有効期限は「月/年」で記載されているため、自身のクレジットカードの有効期限はいつまでかチェックしておきましょう。
期限切れのクレジットカードを持ち歩くリスク
クレジットカードに有効期限がある理由は先ほど紹介した通りです。
ここでは、有効期限が切れたクレジットカードを持ち歩くリスクについてご紹介します。
有効期限が切れたクレジットカードを破棄せず持ち歩く場合の最大リスク、それは「紛失時の情報流出」でしょう。
有効期限が切れたクレジットカードを使うことはできませんが、クレジットカードの名義人や紐づいているポイントカード番号は新しいカードへそのまま引き継がれます。
もしも紛失したカードが犯罪者の手元に渡ってしまうと大事な個人情報を渡してしまうことになります。
つまり、期限が切れたクレジットカードを持ち歩くのは情報流出のリスクを自ら高めているのです。
ケロンくん
期限が切れたクレジットカードの捨て方は2つ!
クレジットカードの捨て方1:シュレッダーにかけてしまおう
1番手っ取り早くクレジットカードを破棄する方法はクレジットカードをシュレッダーにかけてしまう方法です。
ただし、「カードを切ることができるシュレッダー」に限ります。
カードに対応していないシュレッダーでクレジットカードを裁断してしまうと、シュレッダー側の刃が傷ついてしまう恐れも。
▼シュレッダーでクレジットカードを破棄する場合
- シュレッダーにクレジットカードをセットして1回目の裁断を行う
- カードが4・5等分されるため、1つずつ手にとって再度シュレッダーへ掛ける
- そうするとかなり細かくなるため、残りも同じ手順でクレジットカードを破棄します。
基本的にシュレッダーを使ってクレジットカードを破棄する場合は2回以上繰り返すといいでしょう。
かなり細かくしておくと復元も困難になるため、クレジットカードを破棄する上でシュレッダーはリスクを低減できるでしょう。
クレジットカードの捨て方2:ハサミで裁断する
もしシュレッダーがない場合はハサミでも代用できます。
ハサミを使う場合は軍手をするなど安全対策をとりましょう。
クレジットカードの素材はプラスチックなため、切った断面などで怪我をしてしまう恐れがあります。
▼ハサミでクレジットカードを破棄する場合
- クレジットカードの磁気部分を真横に2分割する。
- その後、ICチップを4等分以上細かく切り刻む。
- 数字や有効期限、暗証番号などがバレないよう細かく刻む。
クレジットカードの捨て方として、磁気とICの部分を復元できないように心掛けるのがポイントです。
表面に見えているカード番号や名義人のところを細かくしても、磁気やICチップが残っていると、そこから情報を読み取られてしまう恐れがあります。
とくに磁気やICチップは物理的に破壊しておく必要があるため、この点だけ気を付けて作業をしましょう。
ある程度細かくなったら、シュレッダー同様に2回に分けてゴミに出します。
そうすれば復元することは困難になり、ほぼ安全な状態で破棄することができます。
関連書類もあわせて破棄しよう
クレジットカードの利用明細などの関連書類もきちんと処分しておきましょう。
とくに不要になった利用明細書をそのまま破棄する方がいるのですが、利用明細書には個人情報が多数記載されています。
利用明細書からカードの不正利用につながることは少ないものの、住所や氏名などが記載されているためそのまま破棄するのは望ましくありません。
シュレッダーやハサミできちんと処理をしてから破棄するように心がけましょう。
ケロンくん
まとめ
有効期限が切れていたとしても、万が一紛失してしまうとそれだけで不正利用のリスクを高めることになります。
そのため、有効期限切れのクレジットカードはしっかり処分するのがポイントです。
捨て方としては、シュレッダーやハサミなどで細かく切り刻んで復元ができないようにしてからクレジットカードを破棄するといいでしょう。
今回のメインは有効期限が切れたクレジットカードですが、解約したクレジットカードも同様の方法で捨てることができます。
解約したカードが使えないとはいえ、個人情報が載っているのも事実です。
不要な流出を避けるためにもしっかりとクレジットカードの処分は怠らずに行いましょう。
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